2021年を振り返ると、英語の学習時間が1350時間を超えていた
一年近くブログを放置していて、久しぶりの投稿が英語学習になってしまうが、
直近の仕事で英語をより使うことになったので、昨年の振り返りをしたところ、思っていたより英語の勉強に時間をかけていた。
自分向けの振り返りをして、今後の学習に役立てようと思い、まとめてみる。
概要
- 遅くなってしまったが、2021年の英語学習の振り返り
- 2022年現在モチベの低下もあり停滞中だが、新しい仕事で英語スキルがより必要になってきたので、見直しも兼ねている
- どんな勉強をしたかとかどれくらい時間をかけたかざっとまとめつつ、数行の感想で締める
2021年の目標
- 英語話者と簡単な雑談ができるくらい、英会話ができるようになる
- 2021年1月時点でオンライン英会話など英会話サービス未経験
- 仕事で英会話をたまに使うくらい・あまり話せない状態
- 一定時間以上の英語学習を継続する
- 2020年も英語を勉強していたが、圧倒的に時間が少なかった(おそらく1日1時間以下)
- 教材に限らず、英語で書かれたものに触れる時間を最低でも1日2時間以上にする
- 英語に翻訳された日本の漫画やゲーム、Netflixのドラマや映画も学習時間として計測する
- TOEIC L/Rのスコア800以上を獲得する
- 2020/11時点で735(Listening:345, Reading:390)
2021年の学習方針
- オンライン英会話を勉強に取り入れる
- 英語上達完全マップを参考に、音読や瞬間英作文などの勉強方法を継続して実施する
- 漫画やゲーム、映画など自分の好きなコンテンツの英語版に長く触れる
オンライン英会話
DMM英会話を1月末から1年間ほぼ毎日実施した。
時期によって、受講の仕方を変えたり、ネイティブプランに変更したりした。
- 最初の3ヶ月: 日記の添削や自己紹介など簡単な会話の練習
- 一番モチベの高かった時期。2021年3月21日まで勉強ログが残っていた
- デイリーニュースやビジネスなど色々なレッスンを受講
- 毎日日記を書くことに疲れて、受講が簡単なデイリーニュースなどの教材中心
- 事前にニュース記事を読んだり、まだモチベが高かったと思う
- ネイティブプラン変更
- ネイティブの発音を聞いて慣れた方が良いとどこかの記事で読んだので、2021年5月からプラン変更
- デイリーニュースがほとんど。後半慣れてくると事前にニュース記事を読むなどの予習をサボり始める
- 振り返るとオンライン英会話に慣れたからこそ当日のレッスン中に記事読んでもおおよそ理解ができたのだと思うが、弊害もある(後述)
最初の3ヶ月について
最初の3ヶ月ぐらいは、自分で3行日記を書いて添削してもらった。(英語日記boyの本を参考)
具体的な添削例は下記の通りとして、文法や表現を主に指摘されることで翻訳アプリや自分の語彙だけでは書けなかった文章を知ることができた。日記のメリットとしては普段の会話で使う表現として、そのまま英会話で利用できることである。ただ何回も自分で口に出さないと実際に使えるフレーズにならないので、読み返すなり毎日のレッスンで意識して使うことが必要だと思う。
Before
Japanese governments extends state of emergency over coronavirus.
I haven't seen anyone I know for a long time because I have stayed at home.
I want to go out with my friends after those problems settled.
After
The Japanese government extended the state of emergency over the coronavirus.
I haven't seen anyone I know for a long time because I have stayed at home.
I want to go out with my friends after the problems associated to the coronavirus are settled.
英会話のデイリーニュース
2021年後半のレッスンはほとんどデイリーニュースをしていた。
理由としては、
- ほぼ毎日新しい教材があるので、やっていて楽しい
- TVがないので、ニュースを読む機会にもなっていた
- ネイティブの教師とニュースの感想を話すと、日本人にはない情報を知ることができて、面白い
ただ自分の受講の仕方を振り返ると、反省点がいくつかあり、現在は別の英会話サービスを利用している
- ニュース記事を当日見て選ぶので、目的がない受動的なレッスンになってしまっていた
- 言い回しなど毎度同じものになっており、新しい表現を使う機会がない
- 新しい語彙を読む機会にはなるものの、復習などは特にしていない
- 慣れた教師のレッスンの場合、多少表現が間違っていても伝わるので、指摘されることは少なくなっていた
- デイリーニュースはどちらかというと、ディスカッションが多少発生するとはいえ、雑談に近く、自分が目的としていたビジネスで通用する英会話と離れてしまっていた
スピーキングテスト
4月に一度、E-CATという英語スピーキングテストを受けた。オンラインかつ30分で受講できて、すぐに結果がくること・3ヶ月英会話を続けて自分のレベルがどれくらいか知りたかったからだ。
結果としてはTotal Level 3で、自分自身の事柄や日常生活での内容について、簡単なやりとりができ、話題も提供できる。単純なテーマであれば、情報交換ができ、簡単な言葉を使い、説明し、相手とのコミュニケーションができる。
らしい。
実際オンライン英会話に慣れてきたところなので、割と納得いく結果だった。その後は受けていないが、そろそろ何かしらスピーキングテストは受けて良いかも。
ECAT Score
音読パッケージトレーニング
英語完全上達マップの音読パッケージトレーニングをほぼ毎日実施した。
音読用の教材を探してきて、下記のサイクル法を実践した。
- テキストを見ながらのリピーティング 5回
- 音読 15回
- テキストを見ないリピーティング 15回
- シャドーイング 5回
愚直に音読を繰り返したこと・後述する発音の練習で、オンライン英会話のデイリーニュースの記事を読むときに意外と褒められた。しかし、LとRはいまだに指摘されることがある。
使用した教材は以下の通り。音声あり長文ありの単語集を主に実施した。
瞬間英作文
これも英語上達完全マップから。
特に最初の教材であるどんどん話すための瞬間英作文トレーニングは3回以上は繰り返した。次の教材のスラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング
は確か2サイクルまで繰り返したが、途中で飽きたからかやらなくなった。
Ankiのデッキを作成しながら、復習しようとしたが、作成が大変なことと音声がないとあまり捗らないこともあって結局瞬間英作文は9月くらいで止めた。
ただ簡単なフレーズは英会話中にスラスラ出るようになっていたので、下地は十分ついたと実感している。
プレ多読
これもまた英語上達完全マップを参考に、ラダーシリーズを何冊か購入して、読んだ。
最初は「プラダを着た悪魔」といった小説を頑張って読もうとしたが、慣れない表現が出てくる・読む時間がかかるなどで集中力が続かなかった。
オススメされているラダーシリーズは適度な長さと難易度で意外と何冊も読破できた。
- ビル・ゲイツ・ストーリー
- スティーブ・ジョブズ・ストーリー
- Facebookを創った男:ザッカーバーグ・ストーリー
- オー・ヘンリー傑作短編集
- ビートルズ・ストーリー
- 怪盗ルパン傑作短編集
- マイケル・ジャクソン・ストーリー
- ガンジー・ストーリー
- アインシュタイン・ストーリー
発音
ELSA Speakと言うアプリを利用している。発音をAIがチェックしてくれる・教材を毎日自動で推薦してくれているので、毎日5つの課題をやるだけで自然と発音が良くなっていると思う。実際、オンライン英会話でも発音を褒められることが多くなった。
ただ高得点を狙うとなると、自分の発音が良くないのかすごい時間がかかるので、割り切って70点前後が取れたら次の問題に進んでいる。
語彙強化
Lingvistというアプリを使って、毎日50問ずつ英単語勉強していた。忘却曲線をおそらく活用して、英単語の勉強ができるかつテーマごとに単語の勉強ができたので、便利だった。後半はそこまで自分が知らない単語が出てこない・スピーキングを重視していたため、そこまで難しい単語を使わないこともあって、利用頻度は減っていったと思う。
それ以外の語彙の勉強は、Anki Deckというアプリを利用して、漫画を読みながら分からない単語があったら、単語集に登録することをしていた。
文法
正直この年は文法の勉強をあまりしておらず、TOEIC試験前に問題集を解いていたぐらいなので、割愛。
TOEIC
Listening/Readingが対象。
実は2021年1月に受験した試験で、目標の800点(815点)を超えた。
その後はあまり特筆することはないが、英会話中心の勉強をするとどれくらい上がるか気になったこともあり、7月に一度受験して840点を記録した。
オンライン英会話を始め、英語の勉強時間は前年より増えたので、正直もっと上がると思っていたが、実際はそこまで上がらなかった。やはりTOEICのテスト勉強に集中した方が上がるのだと思う。
ただオンライン英会話の下地は文法やリスニングといった、今までの英語勉強の礎になったと思うので、気が向いたらまた試験を受けたいと思う。
TOEIC Score
漫画
MangaPlusという、集英社の海外向けサービスをVPN経由で利用していた。
毎週漫画が更新されるので、漫画が好きなこともあり飽きずに続けることができた。
特に少年ジャンプで連載されている漫画、例えばOnePieceや呪術廻戦なども最新話が読めるため、個人的に楽しめる・海外読者のコメントも読めるので、日本と海外読者の違いも楽しめて面白かった。なお妖トライアングルなど一部の漫画のエピソードは海外だと読めなかったりする。
個人的な感想としては、呪術廻戦などは領域展開の表現が日本語以外だと難しいだなぁと思った。こう言う表現するだなと言う観点で面白かったが、ハイキューなどスポーツ漫画の方が読みやすいんだなと感じた。
余談だが、海外読者のコメントを読むことも楽しい。意外とパロディギャグ(僕とロボ子など)は通じているが、日本ローカルのもの(Witch Watach35話の英語教科書ネタなど)は解説している人がいて笑った。
ジャンプに限らず、個人的な日本漫画のオススメは以下。セリフがそこまで多くない・言い回しが難しいものは避けている。
- ハイキュー
- スポーツものなので、セリフがそこまで多くない
- 登場人物は高校生が多いので、セリフや表現も難しくない
- バレー用語の説明はちょっと難しいかも
- 暗殺教室
- 英訳は
Assassination Classroom
- 登場人物が中学生が多いので、セリフや表現が難しくない
- たまに出るパロディや時事ネタは好きだが、英語になると難しかったりする
- 作者新作の「逃げ上手の若君」は歴史物なのでこれより難しい
- 英訳は
- 寄生獣
- 英訳は
Parasyte
- ジャンプではないが、英語版コミックス持っているのでおすすめする
- ストーリーが面白い・台詞の量は多くない
- 割と昔から持っていて最初は読むのに苦労したが、現在読み返すとそこまで難しく感じなかった
- 英訳は
ゲーム
ゲームが好きなので、海外版のパッケージや言語変更可能なゲームを購入して、勉強時間としてカウントした。正直特殊な単語だったり、アクション中は英語に気を取られないこともあり、勉強に活用できたかは微妙なところだが、ゲーム中にストーリーや説明文が分からないことは減ってきたと思う。
- Persona5 Royal
- 実は2020年にPersona5の海外版をプレイしていたので、ストーリーはサクサク進めることができた。
- 怪盗の話がメインなこともあって、語彙は犯罪に関連するもの(怪盗、詐欺など)が多めな印象
- モンスターハンターライズ
- Switchで言語切り替えできたので、英語でプレイ
- ワールドをプレイしていたこともあって、モンスターの名前や素材は難しいが、なんとなく分かる
- ワールドもそうだったが、語彙は動物や植物といった自然に関連するものが多め
Netflix
Netflixで配信中の映画やドキュメンタリーを観て、学習の一環として活用していた。人気の海外映画やドラマは英語音声・英語/日本語字幕があるので、下記の方針で観ていた。
- 英語音声・英語字幕を何度か観る
- 一度日本語字幕で観る
- それ以降、英語音声・英語字幕で見る
映画に関しては1ヶ月間同じ映画を何度も観ることで、表現やセリフを覚えるようになっていった。実際に見た映画やドラマなどは下記の通り。
- 英国王のスピーチ
- 約26時間
- 完全セリフ音声集を購入したこともあり、何度も観て内容とセリフ、表現を覚えるようにした
- SUITS
- 約20時間
- シーズン3ぐらいまで鑑賞。ドラマだと同じ話を何度も観る気が起きなかったので、途中で映画鑑賞に切り替えた。
- マイインターン
- 約18時間
- 舞台がスタートアップ・ビジネス用語多め・俳優が好きなこともあり、こちらも何度も見直した
- ターミナル
- 約16時間
- 主人公が英語を話せない状態から始まるので、簡単な英語や表現が多く、こちらも観やすかった
- ダークナイト
- 約13時間
- 映画自体が面白いこともあって、何度も観た。
- マネーボール
- 約11時間
- シナリオが面白い・お気に入りのものは何度も観れる(個人談)ので、お気に入りの映画をまず日本語字幕で探すところから始めても良いかも。
- ビッグデータ黄金時代
- 約4時間半
- 最近はあまり観ていないが、ドキュメンタリーも面白い。医療系などテーマによっては難しい単語が出てくるが、何回も観れば覚えることができそう。
- 以下の作品は4時間以下なので、感想などは割愛
- ハイスコア:ゲーム黄金時代
- バットマンライジング
- ルーザーズ
- ボスベイビー
- バットマンビギンズ
- グリーンブック
- ヴァイオレット・エヴァーガーデン
- キャストアウェイ
- ビルゲイツ 天才の頭の中
- サウスパーク
- FIRE
2021年の学習時間
- タイムトラッキングアプリ toggl trackで集計
- 振り返ってみると、約1352時間となかなか勉強していたと思う。
- もちろん全ての時間に集中を費やしていたのでない
- 映像作品を観ながら、別のことをしたりとか
- 音読に時間をかけていたが、メリットは大きかったと思う。下記のカテゴリの強化に結果的に繋がった。
- 発音
- 英単語
- スピーキング
- オンライン英会話は継続して毎日できたこともよかった。
- 続ける工夫としては、レッスン終わったら、すぐに予約するようにして、夜に予定がある場合は朝実施するようにした。また、デイリーニュースなどの教材で面白そうなものを選ぶとか。
2021 Toggle Track English Time Result
総括
- 思っていたより、長文になってしまった。
- 年初はモチベーションの高さもあり、勉強に時間をかけることができた。
- 音読に時間をかけたが、英会話や発音などに良い影響があった。
- 英会話は後半デイリーニュースばかりの受講となり、受動的になってしまった
- 予習・復習、目標設定が大事だと認識
- 勉強時間を計測すると、モチベーションや自信の維持にも繋がると感じた
- 計測そのものを手間が課題だったが、toggleのAPIと連携するAPIを自作したり、IFTTTと連携したりして、なるべく手間を減らしたことも良かった